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かやの実かりんとう

[和菓子記録]

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佐渡に行ったら、買うべきお菓子がこちら。
「かやの実かりんとう」(写真は、しお味)

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カリッと噛んだあとに口の中で素朴に広がる「カヤの実」の香りに
どハマりしてしまいました。

成木するまでに約300年かかるといわれるカヤの木。
(榧(かや):イチイ科カヤ属常緑針葉樹)
佐渡島の赤泊港から本土へとカヤが運ばれた歴史があり、
現在でも赤泊には樹齢600年の大榧(おおかや)をはじめ、数多くのカヤの木が存在します。
(昭和48年「赤泊の木」に指定)

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パッケージ内側には、カヤ、佐渡の海、塩、トキが描かれていました。

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こちらは、さとう味

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パッケージ内側には、カヤ、砂糖、トキが描かれていました。

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こちらは、さとうきび味
かりんとうに使用されているのが
佐渡 赤泊の特産品である「かやの実」と
フィリピン ネグロス島の伝統的な黒砂糖「マスコバド糖」

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かやの実会 × FTIS(佐渡をフェアトレード・アイランドにしよう会)

マスコバド糖で作られた黒蜜は、自宅でも子供たちに人気で常備している糖類の一つですが
フィリピンのネグロス島に伝わる伝統的な製法(マスコバド)で作られた黒砂糖です。
原料であるサトウキビは、ネグロス島の人々が農地改革によって手に入れた
大切な土地で育てられています。
現在、生産者の中では、有機循環型農業を目指した取り組みが行われています。
フィリピン、ネグロス島の伝統的な黒砂糖と、
日本、佐渡島に古くから残るかやの実。
お互いの「島」の歴史ある特産品が、時と国を超えて一つのお菓子になりました。
マスコバド糖の素朴な甘さの中に、佐渡島の塩とかやの実の香りが溶け込み、
甘じょっぱいかりんとうに仕上がっています。
二つの島に伝わるどこか懐かしい味、
僕は、このカヤの香りにハマってしまいました。

フェアトレードについて

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パッケージデザインが、外側だけでなく、
内側もカワイイんです!
フェアトレードのメッセージもしっかりと描かれていて
商品への想いを強く感じます。

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しかし、このカヤの香りがたまらんなー。
噛むごとに鼻から抜ける絶妙に素朴な香り。
好きです。

【かやの実会】
住所:新潟県佐渡市赤泊2166-4