ソウハチガレイの干物
島根県出雲市 美人干物「えてかれい一夜干し」
S・M・Lサイズ
冷凍の干物を冷蔵庫で4〜6時間解凍して
グリルで中火で表と裏それぞれ4〜6分様子を見て焼きます。
サイズによって臨機応変にいきましょう。
標準和名:ソウハチガレイ
こちら側から見て、両眼が右側寄りにあるのがカレイの仲間の特徴です。
干物とは思えないほどの眼の透明感が美人干物の特徴の一つです。
見てください、この美しさ、そして艶っぽさ。
干物なのに、こんなに柔らかい。
裏返すと、シワくちゃじゃないか!! と思われたかもしれませんが、
実は、このシワの具合が焼き上がりのふっくらに大きく関係してくるんです。
このくらいのシワ加減だと干物を焼いている際、
身の中の水分が膨れ出し、皮が破裂して旨味が多く逃げてしまうことがないわけです。
皮のシワの収縮によって、旨味を閉じ込めたまま身を蒸し焼き状態にすることができました。
干す際のあの串穴が、
実は程よいガス抜きになっているかもしれません。
皮目に薄らと滲み出たソウハチガレイの脂と水分が美味しそうです。
ずっと観察していたいですが、熱々のうちに食べていきましょう!
大根の鬼おろしと完熟柚子胡椒を添えて
背中の一番の皮を剥いてみるとこの通り!
ふっくらジューシーで美味しい!!
息子たちにもこの美味しさが伝わって嬉しい!
骨の形が他の魚と違っても、よく観察しながら取り除けると
焼き魚を食べる時、
美味しいだけじゃなくて、楽しいも生まれます。
こちらは、「ソフト燻製干物 えてかれい」
冷凍の干物を冷蔵庫で4〜6時間解凍して
グリルで中火で表と裏それぞれ3,4分様子を見て焼きます。
サイズによって臨機応変にいきましょう。
程よい燻製香が焼く前から美味しそうです!
こちらもまだ眼に透明感があります。
カレイの仲間はヒラメと違って歯が尖っておらず、細かいのが特徴です。
ヒレをわざと束ねて、尖らせて干しているのでしょうか。
美人干物の岩田響子さんに聞いてみました。
すると、驚きのお返事が!!!
『特に意識して束ねる作業はしていません。指摘いただき私も初めて気付きました!
束ねてあるように見えているのですね、面白い!
エテカレイ(ソウハチガレイ)のヒレは笹かれい(ヤナギムシガレイ)と比べるとゴツくて硬めです。
串に刺し、水洗いをしてから台車にかけていくので、
乾燥するまでにその水分でまとまりやすいのかもしれません。
とりあえず、特に何をするわけでもなくナチュラルにあの形になります。』と響子さん。
面白い現象が起こるものですねー^^!
こちらもいいシワ加減です。
この程よい燻製具合の干物を揚げるとどうなるのか?
ちゃんと香りは残るものですねー。
干されてから燻製もされているため
水分が良い感じに抜けて、頭がすぐにカリカリに揚がりました。
丸ごとすべていただきます。
美人干物は、なぜそんなに美味しいのか?
【美人干物(びじんひもの)】ブログよりどうぞ。
https://www.sumeshiya.com/blog/2021/02/post-6490.html
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