世界ふぐ協会有志の鷹ふく新年会 2023
長崎県松浦市
新松浦漁協から「鷹ふくカップルセット」が冷凍で届きました。
中身はこんな感じです。
解凍するだけでそのまま食べらる「とらふぐの刺身」
「とらふぐの皮刺身」
ふぐ皮の黒・白・透明が織りなす美しき食べもの。
ちり鍋用とらふぐ
骨付き肉のような感じで、身もしっかり付いてゴロゴロと入っています。
とらふぐは骨から美味しく上質な旨みが出ますので
これで出汁をとりつつ、お野菜と一緒に煮て、身も堪能させていただきたいと思います。
この他にも、「とらふぐ団子ひらまさ入り」というものも入っていました。
長崎市 長工（チョーコー）醤油さんの
ゆず醤油かけぽん
京風だしの素うすいろ
ふぐ刺しといえば、「寸ネギ」。
ということで、「1寸 ＝ 3cm」の長さに切ったアサツキを用意
ふぐ刺しで包んで一緒に食べる用です。
あと、ふぐ刺しといえば、「もみじおろし」。
ということで、久しぶりにゴリゴリ作りました。
【世界ふぐ協会有志の鷹ふく新年会 2023】は
オンラインでの開催ということで、作りながら、飲みながら
僕は、ちょうど子供達が帰ってきたこともあり
家族のご飯も別途作りながら参加させていただきました。
それでは、乾杯！
早速、「ふぐ刺し」から。
うまー。
うまい。
ふぐ皮刺身 もみじおろし 小口切りにしたアサツキ
ポン酢をかけて混ぜ混ぜ
コリコリぷりぷりで
さっぱりと酸っぱ辛い大人の食べものですよねー。
ふぐ皮ポン酢にピッタリ合いそうだなと思って絡めたのがトサカノリ。
このなんとも綺麗な赤紫ピンク色と食感がマッチします。
そうそう、ひれ酒用に「とらふぐひれ」も入っていたのでした。
美味しいひれ酒の召し上がり方が書いてあります。
弱火でじっくり焦げ目が付く位あぶったふぐひれを
温めたコップなどに、1,2枚入れ
その上から熱燗を1合ほど注ぎ、1分ほど蒸らして完成。と。
こちらのヒレは、とらふぐの背ビレ
こちらのヒレは、とらふぐの臀ビレ
こちらのヒレは、とらふぐの胸ビレ
こちらは尾ビレか！？ と思いきや胸ビレっぽいですね。
ヒレの違いで味が変わるとかあるのかなー。
興味津々、どうせ酔っ払ってわからなくなっちゃうんでしょうが。＾＾；
温めておいた器に、香ばしく炙った胸ビレ設置完了。
熱々のお燗を注いで1分。
おいしそー！
こちらは白い臀ビレのひれ酒。
こっちもうまいなー。
違いが、、、、、。。
正直わからないな。。^^;
どっちも美味しい。
絶妙なタイミングで「ふぐちり」の完成です。
味付けは塩のみ
見た目がこんなに地味なのに、なんなんだこの旨さは。
小口切りのアサツキと、ここでもトサカノリ。
全体が華やかになるだけでなく、熱が加わったトサカノリは
きしめんのような食感に代わり、スープとも良く絡んで大活躍です。
スープが美味しすぎて飲みすぎて、
ギリギリ「ふぐ雑炊」完成。
危なかったー！
若ひじき（柚子）を添えて、こちらも相性ばっちり。
翌朝は、
「ふぐおじや」（とさかのり ver）
ぷるとろの滑らかな食感と濃厚なふぐの旨みが凝縮した一杯。
「ふぐおじや」（はばのり ver）
軽く焼いたはばのりの香りと旨みがふぐおじやに調和して大変なことに！
「ふぐおじや」（すじあおのり ver）
食べる前から、さすがの鮮烈なすじあおのりの香りで始まり、
一口目から、すぐにすじあおのりの潤沢な旨みとふぐおじやがコラボ。
大満足の「鷹ふく（たかふく）」セットでした！
ふぐの調理は、毒の関係で
地域ごとに異なる特別な免許が必要です。
ここ数年で、色々と制度も変わってきて、
この新松浦漁協の「鷹ふくの身欠きフグ」は、
全国でもトップクラスの衛生管理設備で資格保有者が加工をしているため
ふぐ免許所有者のいない飲食店や個人の方々など
誰でも手にいれることができます。
今回ご紹介させていただいた「とらふぐセット」のように
お手軽に調理して食べられる商品などもございます。
詳細やご注文については、
新松浦漁協ホームページをご覧ください。
https://www.jf-shinmatsuura.com/index.htm
住所：長崎県松浦市鷹島町阿翁浦免６３７
電話：0955-48-3131
