江東区立豊洲西小学校
2022年11月1日(すしの日)
東京都江東区立豊洲西小学校にて
「おすしやさんにいらっしゃい!生きものが食べものになるまで」の特別授業をさせていただきました。
2015年4月1日に開校された新しい小学校です。
綺麗に整えられた校庭
今回授業をさせていただくのは、教室でも、家庭科室でも体育館でもなく、
理科室です。^^
酢飯屋の暖簾をかけて、
理科室をおすしやさんにさせていただきました。
ということで、人体模型と記念写真。
自然光がたっぷりと注ぐ、綺麗でピカピカした理科室。
教室からの景色がさすがに東京を代表するウォーターフロントですね。
今回の企画から当日までの準備段取りをしてくださった金本由貴さん。
うちの長男の幼馴染くんのママで
僕たち家族が豊洲に住んでいた頃にかなり親しくさせていただいていたママ友さんです!
そろそろ、子どもたちがやってきます。
今回は1年5組のみんなに特別授業をさせていただきます。
さすがに元気いっぱいの1年生たち、
時間になりましたので授業開始です。
絵本のおはなし(小学1年生バージョン)
釣りの動画で生きものを感じていただきます。
東京湾で釣ってきたピカピカのお魚3種類。
魚それぞれの、「触ると危険なポイント」を細かく説明していきます。
カメラからモニターに映してある程度、魚の特徴を理解していただいたところで
本物観察タイムです。
行列のできるおすしやさん状態^^
本物の力って、やっぱり凄いですね。
お話しでうなづいていた子どもたち。
釣りの動画でワクワクしていた子どもたち。
本物の魚が出てくると目をキラキラさせてワーキャー大騒ぎ。
中には苦手な子もいますから、こっそり遠くから見ていたりして。
最初にお話ししたお魚の危険なところは改めてしっかりとお伝えして、
触りたい子には好きなだけ触ってもらいます。
お魚のウンチを出すシーンでは、やっぱり大盛り上がりしてしまいますね^^!
魚に触って痛い思いをしてしまい、お魚が嫌いになってしまっては残念過ぎますので
注意して注意して。
サワラ・イナダ・タチウオ
魚に触りたい子は、本当にずーーーっと触っていますので
そろそろお触りタイムは終了して1時間目はここまで。
休み時間です。
2時間目の授業は魚をさばいて、
生きものが食べものに見えてくる瞬間を楽しんでいきましょう。
魚をさばくシーンにも、興味津々の子どもたち。
イナダの胃袋からはカタクチイワシが出てきました。
このあたりだとまだ、魚が生きものに見えている子が多く、
『うえー!』 とか、『キモッ!』 とか 『臭っ!』 とか 言う声が聞こえてきます。
しかし、どんどん捌いていくと
『おいしそー!』 『うまそー!』の声が増えてきました。
『食べたい人ー?』
魚は3枚おろしにされたあたりから食べものに見えてくる子が多いです。
大人もそこが分岐点という方が多々。
そういうわけですから、
これが切り付けられてお刺身になったり、おすしになったりしたら
さらに美味しい美味しい食べものに見えてくるわけです。
毎日の食事の中に必ず含まれている
「生きものが食べものになるまで」 という当たり前のことこそ
こうしてたまに学ぶ機会があると
生きものへの感謝、食事への感謝、人への感謝の気持ちが自然とうまれてきますよね。
1年5組のみんな、
まずはすぐ近くにいるお父さんお母さん、そして学校の先生方に感謝の気持ちを伝えてくださいね。
そして素敵な人に成長してください。
本日は2時間ありがとうございました。
【江東区立豊洲西小学校(こうとうくりつとよすにししょうがっこう)】
住所:東京都江東区豊洲5-1-35
TEL:03-3534-2821
ホームページ:https://toyosunishi-sho.koto.ed.jp/
後日、1年5組のみんなからお礼のメッセージがまとめて届きました。
みんなのこれからの未来のために、何か少しでもお役に立てたのでしたら幸いです。
またいつかどこかでお会い出来る日を楽しみにしています。