コリンキー
コリンキーとは、
山形県の山形セルトップとサカタのタネによって
2002年に品種登録された生食できるカボチャの品種です。
親はオーストラリアの品種「B625」の選抜系統が母系、
「打木赤皮栗」の選抜系統を父系です。
コリンキーの栽培風景
収穫時期によっては、皮も種も全部食べられるコリンキーですが、
確実なのは、触った感じと、切ってみれば、
皮の厚みや種の成熟度が判断できます。
このコリンキーはまだ若めで、未成熟の種がほとんどなので
種ごと食べられそうです。
今回は、つるりとした漬物に仕立てるために
皮は剥いてお味噌汁用にしてしまいましたが、
皮も薄めだったので全く問題なく生で食べられる個体でした。
種ごと包丁で切れる程よい身質。
これくらいの種ならば、気になることなく食べられます。
それぞれの種の形がカワイイですね。
薄くスライスしたコリンキーに軽く塩を振って揉み込むだけで、
浅漬けが作れるのですが、
今回は塩を使わず、
海藻料理研究家らしく
軽く塩抜きしたユミガタオゴノリで揉み込んでいきます。
どれだけ強く揉んでも潰れないのがユミガタオゴノリの良いところ。
その塩分と反応して、コリンキーから水分が出てきます。
水分を捨て、擦り白ごまを振りかけて、
【コリンキーとユミガタオゴノリの浅漬け】の完成です。
器:前田麻美(まえだあさみ)さん
お好みで好きなオイルをかけても美味しいと思います。
ユミガタオゴノリらしい、先端のカール具合がカワイイです。
こちらは、
【コリンキーとキュウリとユミガタオゴノリのにんにく胡麻サラダ】です。
器:西隆行さん
【メジナとミリンとコリンキーのカルパッチョ】
器:奥絢子さん