大槌ジビエ
【山と海が育てた大槌ジビエ】
三陸海岸の中央に位置し、北上山系の緑豊かな山林が広がる、
まさに海の幸と山の幸に恵まれた岩手県大槌町(おおつちちょう)。
そんな大槌町で生まれた「大槌ジビエ」を手掛けるのが、
ジビエ肉専門加工製造会社であるMOMIJI株式会社さんです。
ホームページ:https://momiji-gibier.com/
2023年4月23日
ちょうど10年ぶりに訪れた大槌町で出会ったのが
株式会社ソーシャル・ネイチャー・ワークスの藤原朋さん。
大槌鹿の肉を送ってくださいました。
お互いの活動や理念に共感し、すぐに意気投合。
「鹿は害獣ではなく、まちの財産。」
考え方次第、やり方次第で実現できる「ジビエサイクル」を生み出していこうという取り組みは、
日本各地の共通課題の解決にも大きな参考になるものだと思います。
加熱加工用 鹿肉ロース
産地 岩手県上閉伊郡大槌町
個体番号No. 5-5-35-0(5)メス
加工日 2023年5月21日
放射性物質検査結果は基準値以内
加工者 MOMIJI株式会社
栄養成分(100g当たり推定値)
エネルギー 110kcal
たんぱく質 22.3g
脂質 1.5g
炭水化物 0.5g
食塩相当量 0.1g
生々しいとか、肉肉しいとか
そういう前に本当に綺麗で美しい鹿肉。
鹿肉を存分に味わうために、味付けは塩と完熟胡椒(クラタペッパー)のみの
鹿肉ロースステーキ。
しっとり柔らかく、臭みなし。
猟と加工技術の高さを感じます。
ジビエに相性抜群の海藻といえば、
乾燥させた「はばのり」。
少々の塩味と酸を感じるはばのりを鹿肉と一緒に食べることで
鹿肉の旨みの輪郭を際立ててくれます。
加熱加工用 鹿肉モモ
産地 岩手県上閉伊郡大槌町
個体番号No. 5-5-11-4(25)メス
加工日 2023年5月10日
放射性物質検査結果は基準値以内
加工者 MOMIJI株式会社
栄養成分(100g当たり推定値)
エネルギー 110kcal
たんぱく質 22.3g
脂質 1.5g
炭水化物 0.5g
食塩相当量 0.1g
真っ赤な肉は、動物としてやはりそそられるものがありますね。
そのままかぶりつきたいレベルの肉質です。
鹿のモモ肉はレアステーキに焼き上げました。
ここでも「はばのり」は外せません!
妻も子どもたちも大絶賛。
鹿肉の魅力を存分に感じていただけたようです。
こちらは、大槌鹿の骨をじっくり煮込んでとった出汁「ボーンブロス」です。
冷凍キューブになっていて使いやすいです。
熊本の井上さんのスイカの皮を干しておいたもので出汁をとり、
キャベツの外皮や
高知のファームベジコさんのゴールドラッシュ(とうもろこし)の芯や生姜の皮から
旨みと甘みを抽出し、そこに大槌鹿のボーンブロスを溶かします。
味付けは、愛知の徳吉醸造さんの千賀みそ。
生命力が溢れまくっている、一杯のスープとなりました。
【MOMIJI株式会社】
ジビエ工場・直売所:岩手県上閉伊郡大槌町安渡1-3-20
電話番号:0193- 27 - 8741
ホームページ:https://momiji-gibier.com/