シートピアなあど
2023年4月20日から4月24日まで
岩手県8カ所にて
写真絵本 【おすしやさんにいらっしゃい!生きものが食べものになるまで】の
内容をリアル版で岩手県のこども達に伝えて欲しいという
ありがたいお声がけをくださり、その主催から段取りまでをしてくださった小幡勉さん。
5日間一緒に、岩手県各地をまわり、こども体験教室をしてきました。
2日目は宮古市「シートピアなあど」にて小百合幼稚園のこどもたちと魚時間です。
この日は開始時間が早いのと、会場の利用可能時間の兼ね合いもあり
早朝から森の中の小幡さん宅で酢飯作り。
すぐそこは海だというのに、この森の落ち着きもあじわえる気持ちのいい立地です。
明日の朝は一緒に散歩に行く予定^^!
森の中で鳥のさえずりを聴きながら作る酢飯、
小幡さんの奥様よしこさん、早朝から炊飯のお手伝いありがとうございました!
バッチリ美味しくできましたよー^^!
それでは、会場まで出発!
宮古市魚市場のすぐ近く、「シートピアなあど」に到着。
三陸沿岸部のあちこちで見かける津波浸水の表示ライン
2011年3月11日の東日本大震災を忘れない。
シートピアなあどと同じ建物内は
道の駅・みなとオアシスみやこになっています。
ねこうに? うにねこ? イメージキャラクターかな?
地場のものを中心に、生鮮食品も色々と販売されています。
Woow!
全体的にほんわか空間です。
鳥もとさんの商品がずらりと並んでいました。
どれも美味しそうです!
この炊き込みご飯シリーズは、どれもこだわり食材で作られていて美味しいものばかりです。
旨味 × 旨味 × スモーク = !!!
外には、「うにねこカフェ」。
ねこうにじゃなかったですね^^;
宮古に来たら食っとがんせ!
岩手県宮古市といえば、瓶ドン(びんどん)です。
シートピアなあどの2階
レストラン 汐菜 でも食べられるようです。
展望デッキまで!
目の前は宮古湾です。
明日は、ダイヤモンド プリンセス号が宮古湾に到着するということで、お迎えの準備で忙しそうでした。
おおきに またおでんせ!
どうして岩手で「おおきに」を使うのか?
これが歴史を探りたくなるきっかけポイントであり面白いところです。
シートピアなあどの2階には、
こんなに広くて素晴らしい施設があります。
調理台もたくさんのテーブルやイスもあり
講演会にはバッチリな空間です。
部屋からはもちろん宮古湾が望めます。
小百合幼稚園のこどもたちが集まりましたので
お魚のお話はじまりはじまり。
わちゃわちゃしたり、真剣に聞いたり
幼稚園生は本当にかわいい!
次は実際に魚に触れる時間です。
よーく観察して、触りたいひとは触っていいよー。
ズワイガニ
活きてるよー。
ババガレイ
ババガレイ 反対側
岩手らしい魚介類を並べると、
皆、触る触る!
好奇心、チャレンジ精神は
こういうことからも育つと思っています。
こどもが大好きな小幡さんも
カレイを裏返してこどもたちの興味を惹きつけています!
マダラの解体シーン
これもまた、こどもたちは興味津々。
エサを丸呑みにしたのでしょう。
マダラの胃袋に釣り針が刺さっていました。
こどもたちの口が大きく開きます。
丁寧にに三枚おろし
抜いた小骨にさえも興味津々。^^!
マダラを炙って、醤油漬けにして
すしを握っていきます。
さっきまでの表情とは打って変わり、
みんな、食べたい食べたいとにっこにこ。
酢飯のお米は、岩手県産 銀河のしずく
徹底寄生虫チェック & 切りつけ時再度チェック
生でマダラを食べられるのも岩手ならではです。
生きものは食べものになって
わたしたちのからだの一部になる
わたしたちはたくさんの命でできているんだ
【シートピアなあど】
所在地:岩手県宮古市臨港通1−20
電話:0193-71-3100
ウェブサイト:https://oasis385.jp/
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午前中の講演会終了後、
少しだけ南に移動し、宮古市 高浜漁港まで。
鳥もとさんのカキの仕入れ先の一つでもある
牡蠣剥き場へおじゃましてきました。
牡蠣剥きが得意な方は殻付きのままでよいですが、
剥き身の牡蠣が手に入るのは、
剥いてくださる方がいるからということを忘れてはいけません。
ここでも、生きものが食べものになる瞬間をまのあたりに。
剥きたて、食べてけぇ。
っていわれたら、そりゃ遠慮なく^^!
小幡さんとたっぷり美味しくいただきました!
ご馳走さまです!
こどもたちから元気をもらい、牡蠣から元気をもらい
ぼくも誰かに元気を渡しに、次に向かいたいと思います。