日本のすし職人目線の食の旅 in 香港 (4/4)
[記録]
最終日、今日も海に行くぞー!
ということで朝から出発です。
フレッシュジュースのお店でビタミンチャージ完了。
通勤の方々が行き交う路上でも懲りずに
イケメンは撮影に挑みます。
Model:Daisuke Okada
香港あるある。
見えますか何か液体が空から降ってきているのが。
2階以上の建物に設置されている室外機から出た水が
あちらこちらから降ってきます。
こんなにびしょ濡れの場所も。
町のパン屋さんという感じのお店。
もちもちのクリームパンを購入して港に向かいます。
晴天に恵まれて最終日の旅もワクワクが膨らみます。
また出ました!
小心地滑。
滑るから注意してね!
フェリーに乗り込み今回向かった場所は『長州』という島。
船の中ではGODENYA五嶋氏にインタビュー。
彼の生い立ちをライターさんばりに取材しました。
綺麗な港町が見えてきました。
長州に到着です。
まずは町の散策。
海沿いには様々な種類の魚が干されていました。
市場を探し歩いていると、ありました。
またまた鮮度抜群の魚が並ぶマーケット発見。
手のひらサイズのヤリイカがスイスイ泳いでいます。
アオハタ
マナガツオ
ウルメイワシ
マサバ
ツバメコノシロ科のEleutheronema rhadinum
イトヨリダイ
アカアマダイ 釣り物です。
ドジョウ
イサキ
白いアワビが食べてみたくて購入。
アワビも種類が多くて難しい生き物の一つですねー。
アワビの専門家の方にいつか聞いてみたいと思います。
大きいシャコもGET。
オスとメスでの味の違いを確認するために
オスメス購入。
泳いでいたコウイカは
その場で甲を取ってくださりました。
まだ生きています。
すみません。
ここで買った魚を持ち込んで食べられるレストランってありますか?
とお母さんに聞いてみると、
仕事中にも関わらず歩いてご案内してくださいました。
こちらのお店『新菜園』さん
入店前にお店の横から魚を渡して調理のお願いをします。
どうもこのドラマが気になります^^;。
活きていたヤリイカがプリプリな広東料理になって出てきました。
元気良く動いていた大きなコウイカは
サクプリな揚げ物になってでてきました。
トマトのスープ
巨大シャコもカラリと揚げられてきました。
このCMもパンチ力ありました。
2種類のアワビを食べ比べてみました。
殻も身も白かった方のアワビはとても柔らかい食感になっていました。
色々気になりますが
日式曼魚飯
これきっとうな丼だろうな。
どんな感じか見てみたいし注文してみました。
こんな感じ。
煮魚になっていました。。
another sky photo
Model:Daisuke Okada
毎日やっていると
撮られることに、何の恥ずかしさもなくなってくるものです。
港の反対側にはビーチもあるということで島を歩いて縦断。
海とヘリポートが見えてきました。
綺麗なビーチ沿いを歩いて行くと
寿司屋さんが出てきました!!!!!
Hometown Teahouse 故郷茶寮
紅豆餅 SUSHI
ん!!!???
確かにこの店から酢飯の香りがする。
排隊寿司!?
なんだ??
手巻き寿司か!!!
これは注文しなければ。
注文するとお姉さんが目の前で海苔にごはんをのせて
手巻き寿司を作り始めました。
はい、おまちどうさまでーす。
こ、これは。
子供の頃、家で食べたあの手巻き寿司の味だ!!
排隊寿司は次々に売れていきます。
こちらは熱々の今川焼きの上に冷たいバニラアイスをのせたもの。
明らかに日本の味です。
手巻き寿司を購入される方は
年齢、性別、国籍を問わず大人気です。
目の前はビーチ。
その立地でテイクアウトの手巻き寿司。
店内からは日本民謡が聞こえてきます。
すごい商売だ。
一体どんな人がここで手巻き寿司屋さんをやっているのだろう?
ひとまず
こんなところにお寿司屋さん!!という記念に一枚パチリ。
思い切って店内に入り、
日本で寿司屋をやっている日本人だという旨伝えると
オーナーさんが出てきました。
吉野としこさん。
この場所には世界各国からのお客様が毎日のようにいらっしゃるようで
歴史的人物から、世界のスーパースター、あの大富豪から普通の学生まで。
吉野さんのお話は面白く、この場所に移り住んだ経緯とその志、
人を喜ばし、笑顔にするためならば、何でも全力で心広く動く姿勢、
その中にピシッとある厳しい礼儀の指導。
世界平和をこの場所で体現されているような吉野さん。
数え切れないほどのお客様との写真やお手紙、
日記を見せてくださいました。
1時間ほど貴重なお話を聞かせていただき
おもてなしの先のおもてなしを学ばせていただくことができました。
ありがとうございました。
長州 町歩きは続きます。
とにかくこの日は暑くて何か水分を!と思っていたところ
スイカを輪切りにして串にしてそのまま凍らせたものが売っていました。
一休み。
カラスミ作ってる方もいました。
確かにこの界隈の海にはボラがたくさんいます。
船の時間も近づいてきたのでそろそろ夕ご飯のために
セントラルに戻ることに。
帰りの船の中でもGODENYA五嶋氏のインタビューを続け
一通りの取材を終えました。
この記事についてはまた後日UPしたいと思います。
最終日の夕食は香港ベストレストランとしても有名な
『neighborhood』
2日目、3日目とお世話になったあのDavidさんのお店です。
全てが美味しいだけでなく
サービスや空間も素敵でした。
香港の魚を大切に扱うこともコンセプトに盛り込まれています。
おすすめのお店です!
最後のイケメンphoto。
Model:Daisuke Okada
香港空港はとても綺麗で
おもてなしを感じる場所が多々ありました。
今回、
香港の魚を見て思ったことは
香港産の鮮魚でお寿司を作ることは出来るなということです。
香港産の魚をウリにしたお寿司屋さんが見当たらないことも不思議に思いました。
日本から輸入した鮮度の良い魚介類をお寿司にして目指せ銀座とする方向と
香港で獲れた魚介類を日本の寿司の技術でお寿司にする自国密着型の方向。
江戸前ならぬ、香港前のお寿司は
必ずや実現させてみようと思います。
それでは日本に帰ります。
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【日本のすし職人目線の食の旅 in 香港 】
1日目
https://www.sumeshiya.com/blog/2018/05/1-7.html
2日目
https://www.sumeshiya.com/blog/2018/05/post-3476.html