琴（きん）の大イチョウ
[植物]
【琴（きん）の大イチョウ】
長崎県 指定天然記念物
指定年月日 昭和36年11月24日
全島に知られた対馬の銘木（めいぼく）です。
対馬の地搗歌（じっきうた）に
『琴のイチョウの木対馬の親木（おやき）、胴のまわり三十と五尋（ひろ）』と歌われてきました。
目通り（めどおり）で幹周り12.5m、樹高約23mに達する雄株（おかぶ）で全国第二位のイチョウの巨木です。
（一位は岩手県長泉寺の大イチョウ）。
寛政10年（1798年）
落雷により火災がおこり幹に空洞ができてしまいました。
更に明治初年に民家の火災で類焼しています。
樹齢は1200年とも1500年とも言われています。
最近の研究によると琴のイチョウは日本最古のイチョウという研究報告があります。
