エサを変えると、釣れる魚があからさまに変わる 。
今朝は、パンが食べたいな。
お昼はラーメンが食べたいな。
夜はお寿司が食べたいな。
人が日時によって、食べたい気分が変わるように、
魚たちもそんな感覚で、エサを選んで食べます。
人も魚も飢餓状態であれば、
選ぶことをせず、
目の前にあるものを食べるのでしょうが、
ペコペコでは無い状態の魚達(グルメ魚(うお))は、
明らかに食べたいエサを選んで食べています。
先日
キビナゴ、カタクチイワシ、ウルメイワシ
3種のエサで実験してみました。
予想は的中。
いくらカタクチイワシを近づけてもガン無視していたカンパチが、
エサをキビナゴに変えた瞬間、即喰いついてきたり。
エビやキビナゴには見向きもしなかったギガアジが、
ウルメイワシにエサを変更した瞬間、丸呑みしてきました。
しかし、翌日は真逆の結果だったり。
ジャンルでクリアするのではなく、
さらに繊細な調整が必要そうです。
ラーメンを食べたい気分の人が、
ラーメン屋さんに入ったのはいいものの、
醤油ラーメンか塩ラーメンで悩んでしまうのと似たような
それくらいの違いを、魚達も楽しんでいる気がしてなりません。
引き続き研究を続けたいと思います。