世界平和大観音像
[記録]
夕方、淡路島をドライブしていると、大きな大きな
気になるデザインの建物が。
これは一体なんだ?
見に行ってみると、
『しづかホール(Shizuka Hall)』。
収容人数802席、淡路島にあるトップクラス規模の音楽ホールでした。
さらに車を走らせると、
今度は大きな大きな巨大観音像。
地元の方に聞くと、どうやら平和大観音像というらしい。
高さは約100メートル
財務省近畿財務局は2020年4月1日、
周辺施設と共に解体撤去すると発表したそうです。
像は所有者が死亡した2006年以降は閉鎖・放置され、
一部がはがれるなど劣化が著しく、
地域住民からいつか倒れてくるのではないかと不安視されていたようです。
2022年中に解体撤去する計画で、費用などは未定とのことです。
現地はフェンスなどで閉鎖されているが、同局審理課は「不法侵入の恐れもある。落下物があると非常に危険で、撤去手続きを早急に進めたい」としている。入札をへて、20年度中に塔と山門、21年度から2カ年で観音像をそれぞれ撤去する予定。
観音像はコンクリート製で、淡路島北東岸の国道沿いにある。地元出身の実業家男性が1982年、「日本最大の仏像」との触れ込みで建立。首付近に展望台があり、5階建ての台座ビルは展示施設だった。
近くの60代男性は解体方針について「危険がなくなるので、ほっとしている。長いトンネルを抜けたような気持ちだ。(跡地には)住民たちが安心できるような施設などが建ったらいいと思う」と胸をなで下ろしていた。
世界平和大観音像の横にある十重の塔(高さ約32メートル)と
こちらの山門も解体撤去されるそうです。
相続人がいないことから、
民法の規定で、2019年3月30日付で
土地(広さ約1万9000平方メートル)を含めて国の所有物となりました。