『おかだだいすきプリン』の作り方
固めとか、なめらかとか
お好みが別れるプリンですが、僕はどちらも好きです。
今回ご紹介するのは、
その中間あたりの程よいプリン。
岡田大介(おかだだいすけ)が大好きなプリンなので、
『おかだだいすきプリン』と言います。
酢飯屋でも人気スイーツの1つです。
『このプリンだけで人気店作れちゃうじゃん!』
なんて、お世辞の言葉をいただくこともあるこのプリン、
簡単に作れますので、レシピを公開させていただきます。
簡単で美味しいことは、共有していきましょう!
【おかだだいすきプリン】 (90mlのプリン瓶 6個分)
〈材料〉
牛乳 200ml
生クリーム 175ml
黄金糖 55g
バニラビーンズ 1/4サヤほど
卵(金の桑卵) 3個
バニラビーンズを開き、種子を取り出して、
卵以外の材料を全てお鍋に入れて弱火で温めて
かき混ぜながら黄金糖を溶かします。
溶けたら火から下ろしてください。
この時、バニラビーンズの種子だけでなく、サヤも一緒に温めてください。
蒸し器をセットして火にかけます。
その間に、卵をしっかりめに溶いでおく。
お鍋でまだ温かいプリン液を溶き卵に混ぜていきます。
この色の変化を見ているだけで美味しそうです。
バニラビーンズの香りは、
プリンが完成する前からすでに気持ちを癒してくれます。
全て注いだら、
プリン色になるように混ぜます。
ある程度のなめらかさがあったほうが、
口に入れた時の幸福度が高まるので、3回、ザルで漉していきます。
まずは1回目。
2回目。
卵白やカラザをしっかりと漉して、
網目に詰まったバニラビーンズの種子などは通過するようにヘラなどで撫でてください。
3回目。
これで、プリンの原液が完成です。
プリン瓶に丁寧に注いでいきます。
蒸し器にプリンを並べる際は、
蒸気が均等に行き渡るように、バランスをとってください。
ここからは、93℃で25分蒸していきます。
温度計が蒸し器の中央にくるようにセットしてください。
微妙な火加減でも温度が上がりすぎたり、下がったりしますので、
この25分は、温度計を小まめに確認しながら、
その場で出来る他の作業をしてください。
温度が多少前後しても、仕上がりにそこまで大きな変化はありません。
25分経ったら蒸し器の蓋を開けてニヤリとしてください。
こんな感じに固まっていれば成功です。
熱々の瓶に注意しながら、蒸し器から取り出して、常温で冷ましてください。
ある程度冷めたらプリン瓶にフタをして、冷蔵庫で保管してください。
1週間ほど美味しく食べられます。
カラメルが無い分、甘めの熟成シェリー酒や
粉黒糖を少しだけかけても良く合います。
前半は、何もかけずにプリンそのものの味をお楽しみいただき
途中味変をお楽しみいただけたらと思います。
ぜひ、お休みの日におうちでも試してみてください。