ぎんめだい・ギンメダイ・銀目鯛・Polymixiiformes
動物界 Animalia
脊索動物門 Chordata
脊椎動物亜門 Vertebrata
条鰭綱 Actinopterygii
新鰭亜綱 Neopterygii
側棘鰭上目 Paracanthopterygii
ギンメダイ目 Polymixiiformes
ギンメダイ科 Polymixiidae
ギンメダイ Polymixiiformes
水深180-640mの範囲に生息する深海魚です。
キンメダイ釣りに来ていたこの日は、水深420mで釣れました。
日本近海からは4種が報告されていて、主に練製品の原料として利用されています。
平坦な2枚の上顎骨と、眼窩蝶形骨および基蝶形骨を有し、上尾骨は3本です。
体型は卵円形でやや細長く、左右に平たく側扁しています。
眼球は大きく、網膜の反射によって青味がかって見えることから、
ギンメダイの名がつけられています。
ギンメダイ属では、口蓋と前上顎骨を結ぶ靭帯が、
対側口蓋骨ではなく上顎骨外側突起の間を通過するという特徴を持っています。
このことはキンメダイ属が、
現生の棘鰭類(Acanthomorpha:側棘鰭上目と棘鰭上目の総称)において
最も祖先的な形質を残した属の一つであることを示しています。
Patterson(1993)は『もし棘鰭類の中に、哺乳類における単孔類に相当するグループがいるとすれば、
それはギンメダイ属である』と述べています。
背鰭(背びれ)は連続的で、棘条と軟条はそれぞれ4〜6本および26〜38本です。
下顎に、舌骨に支持された1対の長い口ヒゲがあります。
尾鰭の鰭条は16本で、分枝しています。
臀鰭(しりびれ)の棘条は短く4棘13〜17軟条、
腹鰭は胸鰭に近い位置にあり、1本の棘条様の鰭条と6本の軟条からなります。
側線鱗は33〜38枚、鰓条骨は4本、鰓耙は11〜21本です。
幅の広い3対の上神経骨をもち、上肋骨と合わせて2つの肉間骨を備えた唯一の棘鰭類です。
椎骨は29〜30個です。
キンメダイとギンメダイ
キンメダイとオカムラギンメはこちらからどうぞ。
http://www.sumeshiya.com/blog/2016/06/post-1282.html