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たこつぼ漁・たこ壺漁・タコ壺漁・蛸壺漁

[寿司海の生き物釣り・Fishing]

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2020年7月
和歌山県和歌山市
加太(かだ)漁港
タコ壺漁に同船させていただきました。


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こちらがタコ漁師 小浦裕司(こうらゆうじ)さん(42) /2020年現在

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天候にも恵まれ、漁場まで気持ちの良いクルージング気分です。

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小浦さんをご紹介くださったのが、
酢飯屋・水道ギャラリーでも大変お世話になっている
陶芸家 和田山真央(わだやままさひろ)くん。
そして、奥様の晴美(はるみ)さんもご一緒してくださいました。
大阪から和歌山に移住し、漁師さんたちとも仲良しにされています。

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出港してまもなく、漁場に到着しました。

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海面から引き揚げているのは、漁場の目印。

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早速、仕掛けを引き揚げていきます。
これから始まるタコ壺漁。
真剣、かつ勝負顔が表情から見てとれます。

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ロープで繋ぎ、あらかじめ仕掛けておいたいくつものタコ壺をこのウインチで巻き上げていきます。

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まずは一つ目のタコ壺があがってきました。

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タコ、入ってるかなー。。。

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入っていなかったようです。

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次つぎとタコ壺を上げていきます。
タコ壺に空いている穴から海水が抜けるようになってはいるものの、
このタコ壺自体がとても重いです。

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おおおお!タコ入ってるーーーーーーー!

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でかーーーーー!

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ツボから飛び出したタコは、すぐに小浦さんに捕まり、
船の生け簀に投げこまれます。

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おおおおお!
また入ってたー!

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タコ自ら外に出てきます。

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タコからしたら緊急自体ですもんね。

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とりあえずビヨーーーンと伸びて、

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そこから立ち上がり歩いて逃げます。

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とにかく動きが速い!

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そうこうしているうちに

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小浦さんに捕まります。

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先ほどまで無口だった小浦さん、

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タコが獲れ始めると、メッチャしゃべってくださいました。

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タコ漁の楽しい部分とキツイ部分、
この土地のタコの美味しい理由などなど。

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ハードな仕事にも関わらず、
こんな綺麗にタコ壺を並べるほどの几帳面な小浦さん。

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しゃべりも面白くて、優しい小浦さん。

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これからの時代に一番適した人間は、

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自分で食べ物を獲れる人間だと僕は思っています。

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ニュリュり、

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ボトン!!

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シューー。

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とりゃ!

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タコは食べるエサによって味が変わる生き物と言われていますが
この界隈はやはり甲殻類系を多く食べているのかと思いきや、

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このタコは、ミルガイを蛸壷の中に持ち込んで食べていたようです。

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スーッ。

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それっ。

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ハルちゃんもお触りチャレンジタイム。

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むぎゅ。

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こちらは蛸壷の中に仕掛けるイガイ。

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ザ 漁師 (The Fisherman)。

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タコのどこの部分かわかりますかー?

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目の構造も独特。

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たこスミをお尻にかけられている感じにキュンとしちゃいますね!

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タコはとっても綺麗好きだそうで
綺麗に掃除してある壺ほど、よく入ってくれるそうです。

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この蛸壷が重い。
海底に沈ませて、ある程度動かないように、と考えるとそうなるか。

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体の色を瞬時に変えて、様々な模様を浮かび上がらせる。
人間には出来ない特殊能力に見入ってしまいますね。

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今度は白っぽく変化。
目玉の周りが盛り上がっているのがわかります。

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動き方からして、地上でもタコの目はしっかりと見えているようです。

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ウデとウデの間の水かき部分。
本気を出すとものすごく広がります。

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ちなみに、この目がある部分がタコの頭。
頭の上に胴体。
頭から足がはえているという生き物です。

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黄色い目もきっと意味があるのでしょう。

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足ではなく、腕。

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歩くのが本当に上手で、素早いです。

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できることならずっと観察していたい。

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頭の、いや、体の模様には何か規則性があるのか?

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吸盤の吸引力、このサイズのタコならば人間の力でも引っ張りとれますが
タコが巨大化したらもうかないません。

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どうなってるんじゃ。。

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地球上に住む同じ生き物として、いつか分かり合える日が来るのだろうか。
それとも人間はタコに支配されてしまう日が来てしまうのだろうか。

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今は、人間が勝っているけれど
きっとタコも進化する。

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宇宙からの暗号デザイン。

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どうも。

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頭からズコっ。
あ、体からか。

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この足の形が歩きやすいバランスのようです。

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綺麗な蛸壷が好きならば、
いい感じの蛸壷作っちゃおうか?と同船した陶芸家の和田山真央氏。

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そこのフチの部分、黄色いよね。

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お!コイツはあからさまに元気がいい!
飛び出し方が、他のタコよりも圧倒的に早い!!
 十二鬼月か?

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しかも逃げずに、こっちに向かってくる!!!

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完全に威嚇してきている。

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わーーーーーーーーーー!!
ビックリしたー!!!!
開くねーー!

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裏側というか、内側はこんな感じ。
この中に包み込まれたら、多くの生き物は逃げられないわけだ。

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瞬時に広げられるこの水かき状の膜はかなり便利なパーツであることは間違いなさそうですね。

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タコが天敵の生き物たちは、海中でこんなのが近づいてきたらもう。。。

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このタコは、大きいほうではなかっので、腕の太さがこれくらいですが
大きいマッチョタコになると腕の太さもぶっといです。

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ん?
まさかの自ら生け簀にむかって、、、、、

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ちょぼん!

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ラブラブな和田山夫婦。
いい感じです。
僕はタコとラブラブします。

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タコ壺の仕組み

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タコが中に入ってエサを引っ張ると

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蓋が閉まる仕組み。

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タコ壺の水揚げがひと通り終わったタイミングで、
小浦さんが丁寧に教えてくださいました。

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日焼けしたお顔に、ギュッと絞って頭に巻いた赤いタオル。

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漁中の真剣な表情とは真逆のこの笑顔。
ギャップ萌えしません?

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タコ壺の裏側にはこんな大きなオモリがついていました。

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頭の回転の速さと流暢な関西弁、
そこにユーモアがたっぷり含まれた話し方。
年齢が自分と同い年だったことも嬉しくて
あっという間に小浦ワールドに引き込まれていきます。

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引き揚げたタコ壺は、次の漁のためにまた仕掛けを投げ入れます。
ノールックで海にタコ壺を投げる姿もまたカッコいい!

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ヒョイヒョイ、ポンポン、等間隔に投げ入れています。

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腕がパンパンになるどころか、

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あの数のタコ壺を海から引き上げたあとの、
投げ入れは、格闘家のトレーニングばりにハードです。

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舵を取り、タコ壺を投げる。

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いい角度でスッと入ってます。

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最後に目印となるブイを投げて

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終了ーー!
またタコが壺に入った頃に、この場所まで仕掛けを引き上げにきます。

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帰港。

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加太(かだ)漁港に到着。

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水槽からタコを出して見せてくださる小浦さんの股間に襲いかかるマダコさん

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大量の吸盤に吸いつかれまくり、

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こっちの吸盤をとれば、そっちの吸盤がくっつきで大変なことに。

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ギョロ。

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船の生け簀のマダコ。
これから水揚げされることを察知してか、興奮状態で真っ赤で暴れているタコもいれば

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静かにこんな格好をして白っぽくしているタコも。

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そんな白いタコにちょっかいを出しにいく赤いタコ。

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マダコの目のアップ。

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マダコの目の接写。
動き回るので、ブレずにとるのが本当に難しい。。

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じっくり見たかった表皮のデザイン。

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目玉があるこの部分が頭。(何度でもいう。)

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この吸盤が、気持ちいいくらい吸い付いてくる。

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タコの吸盤を身体中に吸い付かせて、
吸盤健康法というのがそのうち出てくるんじゃないかな。
それぐらい程よく吸いつかれ、血行が良くなる感じもある。

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タコのスミが見えます。

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タコの口と呼ばれるこの部分は、口ではなく、漏斗。
ここからスミを吐いたり、吸い込んだ水を吐き出して水中移動に使ったり、
糞もここから出します。


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生け簀の中に水中カメラを沈めて撮影してみました。

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逃げるものもいれば、カメラに向かって攻撃してくるものも。

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まだまだ謎が多いタコの生態。

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タコの血は青いこと、

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宇宙人説

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デビルフィッシュ(devilfish)。

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世界中でも様々な言われ様ですが

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タコから学べるところは多くあると思っています。

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いつか地球が攻撃される事態になったとき、

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タコが人間を守ってくれるような

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そんなファンタジーを妄想しつつ

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またタコと戯れられる日を楽しみに。

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小浦さん
お忙しい中、このような時間を作ってくださり本当にありがとうございました!
またみんなでご飯しましょうね!


【タコの血は青い!?タコ壺漁とタコのシメ方】(動画)


【まだこ・マダコ・真蛸・Octopus sinensis】については
こちらからどうぞ。
https://www.sumeshiya.com/blog/2015/06/post-65.html