かっぱ巻き・カッパ巻き
2025年以降しばらく、主流になってくるカッパ巻きは、
このようなものなると次男が予言しております。
寿司関係者一同、並びにご家庭でお寿司を作られている方々
何卒、寄与、お力添えのほどよろしくお願い申し上げます。
そんな中、先日
寿司大国である高知県の『ファームベジコ』長崎さんからキュウリが届きましたー!
ぜひ、新カッパ巻きに挑戦してみてください!と。
【究極のカッパ巻き】を求めて。
それは、とっても贅沢なカッパ巻き
やっと辿り着いたカッパ巻き
まさか次男発案となるとは。
キュウリ穴に酢飯を詰めていると
なんで自分、こんなことしてわざわざ詰めてるんだろう?
とか思えてきますが、
その滑稽さがまたこのお寿司の良いところと思ってください。
そして、ぜひ小さなお子様がいらしゃったら
やらせてあげてください、
きっと上手に詰めますから、褒めてあげてください。
種抜きを使わず、箸でグリグリして開けられる程度のお手軽さでないと
郷土寿司にはなりづらいですので、種の部分を箸でグリグリ穴を開けていきます。
とりあえず、箸は貫通しました。
キュウリに対して、穴は小さめです。
ただ、キュウリを全面に感じる新カッパ巻き作成ですから、
酢飯はほんの少しで良いわけです。
ちなみに、種抜きを太めのストローでしてみると、
貫通はするものの、硬さがないので、発掘に時間がかかります。
鮮度が良いキュウリだと、パツパツな身が弾けて割れてしまったり、
頭からお尻までの太さが異なると、細い部分に負荷がかかり
割れてしまったり、スピーディーに刺そうとすると割れてしまいます。
太さの違う部分問題を解決するために
キュウリを2つに切ってそれぞれに負荷がかかりづらくしてみると、
長いまま刺すよりも、かなり刺しやすくなります。
こんな感じの穴あきキュウリになればキュウリの仕込みは完了です。
スジアオノリ・梅しそ・スサビノリを混ぜた味の異なる酢飯を用意して
キュウリと相性抜群のすりごまをふりかけると、より美味しくなります。
キュウリが細ければ、穴も小さくなりますので
指で押し込めるようにして、反対側から酢飯が出てくるまで入れていきます。
あくまでもキュウリが主役のカッパ巻きのための地味な工程です。
酢飯を詰めたキュウリを切れば、
次世代型、新カッパ巻きの完成となります。
種取りの技術と、酢飯を詰める器用さがものを言う新カッパ巻き1.0
これをアップデートさせていければ成功だし、
やはり、キュウリは酢飯と海苔で巻かれる側のままであれば
寿司の歴史はSTAYとなります。
果たして、未来のカッパ巻きはどのように進化していくのでしょうか。
自分が生きていたら見てみたいものです。