きだい・キダイ・黄鯛・Dentex tumifrons
[スパイス・spice料理海の生き物釣り・Fishing食遊び]
キダイ 福岡県 志賀島 チェストさんにて
スズキ目
スズキ亜目
タイ科
キダイ亜科
キダイ属
キダイ
こちらは長崎県平戸 BG-hirado にて
ヒットジグ:ネコメタル レインボー
ピンクと黄色が魚体にあるキダイは、食べたいエサもピンクや黄色いものなのかもしれませんね。
漁業関係者や釣り人からは、『れんこだい・レンコダイ』とも呼ばれています。
延縄漁法で次々と連なって漁獲される様子から『連子鯛』と呼ばれるようになったようです。
体は側扁した楕円形で、全長40cmに達しますが、20〜30cm程度が多く、
マダイやチダイよりも小さいことが多いです。
全体的にピンク色で目から鼻孔・上顎にかけてが黄色で、
背ビレに沿って3対の淡い黄色斑があり「黄鯛(キダイ)」の名前の由来となっています。
マダイやチダイに比べて鼻孔周辺がへこみ、口が前方に突き出ているのも特徴です。
主に沖合いから大陸棚周辺の、水深50〜200mの海底付近に生息しています。
マダイなどと違って海岸付近には生息せず、内海にはあまり見られません。
群れを好み、海底付近を泳いでいます。
食性は肉食性で、小魚、甲殻類、頭足類などを捕食します。
産卵期は初夏と秋で、分離浮性卵を産卵します。
一部のメスは雌性先熟の性転換を行うことが知られていて、
5歳を超えた大型個体ではオスが多くなります。
キダイの顔
キダイの顔
キダイの顔
キダイの鼻から口にかけての黄色
キダイの唇も黄色なのがわかります。
キダイの口と歯
キダイの口と歯
キダイの上の歯はこんなに尖っています
キダイのエラ蓋
キダイの胴体
キダイの背
キダイの背ビレ
キダイの背ビレ
キダイの背ビレ・胴体
キダイの背ビレ
キダイの胸ビレ
キダイの胸ビレ
キダイ胸ビレ
キダイの腹側
キダイ 腹側斜めから
キダイ 腹側斜めから
キダイの腹・腹ビレ・胸ビレ・エラ・アゴ
キダイの胸ビレ・腹ビレ・臀ビレ
キダイの胸ビレ・腹ビレ・臀ビレ・尾ビレ
キダイの臀ビレ
キダイの肛門から排泄物
キダイの臀ビレ
キダイの尾
キダイの尾ビレ
キダイの尾ビレ
キダイやその近縁種の歯は、全て円錐状に尖っていて、
臼歯がない点で他のタイ科魚類と区別することができます。
近縁種には、「キビレアカレンコ」がいます。
和名通り、背ビレや胸ビレが黄色を帯びています。
奄美群島以南の琉球列島沿岸に分布し、キダイとは明らかに分布域が異なります。
島嶼沿岸の水深50〜100mほどの斜面に生息しています。
沖縄本島では「フカヤーマジク」と呼ばれています。
キダイは黄色いタイだから、黄鯛。
ということで、
さらに黄色く美味しいフィッシュカレー【キダイのイエローカレー】にしていきたいと思います!
僕が好き系のスパイス各種に、今回はウコンパウダーを多めで。
いい感じに、キダイがさらに黄色くなってきています。
【キダイのイエローカレー】完成です!
器:奥絢子さん
見てください、この黄色!
背側も腹側も体全体真っ黄色。
【キダイのイエローカレー】を作った際に、
器:吉田丈さん
とさかのりとカレーを絡めて食べたら、
カレーうどんにそっくりな感じに仕上がりました。
目を瞑って食べたら、うどんとの違いがわからない人結構いるかもしれません。^^
【キダイの干物】
http://www.sumeshiya.com/blog/2021/09/post-6663.html