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三沢昼いかだし醤油キット

[乾物海の生き物海藻調味料]

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【三沢昼いかだし醤油キット】
青森県三沢市 三沢漁港に水揚げされるスルメイカ「三沢昼いか」の知名度を上げようと、三沢商業高校の生徒さんらが、
三沢昼いかのだしを利かせた醤油を自作できるキットを製作しました。
 水産物を使った製品の開発・販売に取り組む三沢商業高校の漁協部会が、
課題研究授業の一環として行ったそうです。
自分達で考えたものが形になって、世の中に羽ばたいていくというのは嬉しいものですものね。
このような授業から地元の現状を見直したり、
商売の楽しさや厳しさを学ぶというのはとてもいいことですよね!

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特産のスルメイカを干した干しスルメイカが瓶の中に昆布とともに入っていて、
醤油を注ぎ1日以上置いてからスルメ醤油にして使ってね!(要冷蔵)という商品です。

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醤油を注ぐとこんな感じ。
三沢旅行の際のお土産にも良さそうですね。

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スルメ醤油が完成したら、そのまま使えるボトルキャップになっています。

【三沢昼いか】とは? 
三沢沖の太平洋沿岸は、優れたスルメイカの漁場となっています。
「三沢昼いか」は、その漁場で昼漁獲されて、厳しい品質管理のもと、
翌朝には首都圏の中央市場やスーパーなどに陳列されることから、
味も鮮度も抜群との評価を受け続けている凄いスルメイカです。
この評価は、以前築地市場に働く人たちが、
発泡スチロールのいか箱に描かれている赤い飛行機(ミスビードル号)の絵を見て、
その箱を 「赤とんぼ」と呼びはじめ、その呼称とともに、
品質の良さが流通関係者に浸透し、定着することとなったほどです。
現在、三沢漁港(魚市場)は、
一般社団法人大日本水産会の優良衛生品質管理市場に認定されて、
漁船にも海水殺菌装置を装備するなど、さらに品質管理を徹底し、
この 「三沢昼いか」を発送しています。
漁期はその年により若干異なりますが、概ね7月~12月となっています。

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イカの寿司を食べる際に三沢昼いかだし醤油で食べることで、
イカの味を2倍楽しむことができる寿司です。

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残念ながら旨味がいまいちのりきっていない魚などは、
三沢昼いかだし醤油で漬けにするだけで
一気に旨みのある寿司に昇格させることができます。

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三沢昼いかだし醤油をひと回し、イカとオクラの炒め物です。
余計な味付け不要の美味しさと香ばしさを演出してくれます。

他にも、いろいろなお料理で可能性はありそうです。

 三沢昼いかだし醤油キットと醤油のセットは税込みで700円。
三沢市漁協直売所で購入できるそうです。
ホームページ https://www.jf-misawa.net/chokubai/