焼きあご
炭火焼きにされた
「焼きあご・焼きアゴ」
アゴとは、トビウオのこと。
内臓を取り除き、洗ったトビウオの羽の付け根あたりから串をさして吊るし
水切りしながら干したものを炭火焼きにしていきます。
頭を付けたままのほうが濃いめの出汁がでます。
頭を落とすと、かなりさっぱりした出汁になります。
割って細かく砕くとさらに出汁がでやすくなります。
3,4時間で水に色がついてきました。
その後、昆布を加えて弱火で10分ほどで「アゴだし」の完成です。
旨みが物足りない場合はかつおぶしが追加されがちですが、
アゴだしプライドで我慢していただきたいところ。
出汁殻(だしがら)となった焼きアゴは
酢漬けにしておくと、骨まで全て食べることができます。
福岡の郷土料理
「博多雑煮(はかたぞうに)」のお出汁は
この焼きアゴが使われるのが特徴です。
【トビウオすくい漁】についてはこちら
http://www.sumeshiya.com/blog/2019/04/post-4839.html