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ひらすずき・ヒラスズキ・平鱸・Lateolabrax latus Katayama

[すし・sushi料理海の生き物釣り・Fishing]

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長崎県平戸市でボートからのサラシ打ち。
さらし(サラシ)とは、
波が磯に当たって砕け、真っ白に泡立っている場所のことです。
そんな荒々しい場所に潜んでいるのが、幻の魚、ヒラスズキです。
朝日に輝くヒラスズキ

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今回使用したのは、
ISSEI G.C. MINNOW 75

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胃袋から出てきたのは、

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ミノーと同じサイズのキビナゴでした。

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たった数分間だけのチャンスを見事ものにすることができました。


こちらが釣った時の動画です。(1分27秒)
2021年10月5日


2024年6月12日

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何年も前に買ったフローティングミノー(水面下50cmくらいを沈んで小魚のように泳ぐルアー)がここにきて久しぶりに大活躍。
やっぱりスズキには相性バッチリですね。

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通常のスズキよりも背中の筋肉が盛り上がっているのがわかりますでしょうか?
普段、スズキ自体を見ない方からしたら、判別つかないですよね。。

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筋肉ムキムキだけど、お腹パンパン。
サラシで美味しい小魚を食べまくっているのでしょう。

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何枚、同じような写真載せるんかっ?って、
角度がちょっと違うと、魚の綺麗さが違うものでついつい
写真が増えてしまいます。。。

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それくらい、釣れて嬉しかったってことです!^^;

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背中の筋肉の盛り上がり!
美しい。

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トリプルフック(3本針)がしっかりと刺さっています。

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喉の奥まで綺麗に吸い込まれそうなアプローチ

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第一背ビレは寝てしまっておりました。
こちらは第二背ビレ。

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ヒラスズキの胸ビレと腹ビレ

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ヒラスズキの第二背ビレと尻ビレから尾にかけて

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ヒラスズキの尻ビレと尾ビレ

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ヒラスズキの尻ビレから尾にかけて

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ヒラスズキの尾ビレ

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ヒラスズキの尾ビレ

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腹を開いてみると、

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内臓脂肪たっぷりの個体でした。

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長崎県平戸市 BG-hirado にて

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2023年3月27日(長崎県平戸市)
「BG-hirado」さんにて
ヒラスズキを釣ってきました。


息子2人が釣ってくれました!
ヒラスズキ釣りの動画です。(12:49)

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長男の結(ゆい)は、来月から中学生。
小学校最後の思い出に初めてのヒラスズキのサラシ打ち。

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せっかくの機会、
次男、千歳(ちとせ)も挑戦!

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この日は、僕は2本大きめのヒラスズキを釣ることができました。

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長男も2本釣りました。

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初めてのヒラスズキですので、ついつい記念写真を何枚も撮ってしまいます。

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将来、本人の自信にもなるから良いでしょう。

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ここに記録を残しておきましょう。

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次男も初めてのヒラスズキのさらし打ちで、見事1匹釣ることができました!

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ヒラスズキの顔

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身体の大きさに対して、とっても小顔で眼が大きいのが特徴です。

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ヒラスズキの顔2

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ヒラスズキの顔3

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ヒラスズキの胴体

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このミノーを奥まで丸のみにしていましたので
ちょっと外に出しました。

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ブリや大鯛に負けないくらいの大きなヒラスズキを釣ることができました。

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こちらのヒラスズキは、高知県 鵜来島(うぐるしま)
西内新一さんが釣って神経締めされたものです。

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高知県宿毛市
【幻のヒラスズキが釣れまくった動画】

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福岡の都心部でもヒラスズキが釣れました!?
2021年7月18日

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【スズキとヒラスズキの違いについて】
しっかり見比べないとなかなかわかりづらいかもしれませんが、
まずは体高と尾の付け根の違いです。
スズキに対してヒラスズキの方が体高が高く、尾の付け根も太く短いので、全体的に幅が広いです。 スズキの方がスリムなものが多いです。
第二背ビレの軟条が15本か16本あるのがヒラスズキで、下顎にウロコがあるのも特徴です。
第二背ビレが12本〜14本なのがスズキです。

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ヒラスズキの握り寿司

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ウロコをとってもなお、輝かしく綺麗なヒラスズキ

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無駄な脂のない、引き締まった腹の筋肉

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でも、

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この通り旨味はぎっしり。

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肉厚な背中肉

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ヒラスズキの背中の握り寿司

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こんなに唾液が出てくる白身魚のお寿司も
なかなかありません。

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ヒラスズキの焼霜握り寿司

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想像を超えてくる旨味が押し寄せてきます。

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ヒラスズキの皮と身の間を覗き込むと

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喉が鳴ります。

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へい、おまち!

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ヒラスズキの腹肉の握り寿司
1匹のヒラスズキから数切れしかとれない希少部位です。

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クルッと丸まった腹の砂ずりにある上品な脂と
5%玄米酢飯の田んぼ感がここに合わさります。

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まだ半身残っています。

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ヒラスズキをこんなに分厚く、贅沢に食べられるのも釣り人の特権です。

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クラタペッパーのホワイトペッパーで下味を

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ヒラスズキの骨は、全ての関節に切れ目を入れ、
水からゆっくりと、濃厚なスープをとっていきます。

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ヒラスズキの皮目をカリカリに焼き上げて、身はフワッと火入れをします。

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そこにフルール ド サラザン特製の海藻バターをのせて溶かしていきます。

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スジアオノリの緑とトサカノリの赤がとても綺麗です。

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海藻とバターの香りとともにさらなる旨味がヒラスズキを覆っていきます。

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ヒラスズキを焼いた旨味の残るフライパンに
ヒラスズキの骨からとった出汁を加えていきます。

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そこに、レーズンとスジアオノリを加えて
さらに複雑な旨味を重ねていきます。

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トサカノリを添えて

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一皿を仕上げていきます。

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旨味に浸るヒラスズキ

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この宇宙には、ヒラスズキの美味しさが詰まっています。

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プリプリのトサカノリも、熱が加わることで、プルトロに変化し、
このソースと絡めて食べる事で、新しい海藻の世界が芽生えてきます。

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またいつか、ヒラスズキと出会えますように。

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ヒラスズキは釣ってから数日以内に揚げ物にするとふわっふわの食感を楽しめます。

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天ぷら、フライ、唐揚げの同時揚げ。